山奥の田舎にある温泉で、泉質は抜群だ。
さらに裏庭に源泉と間欠泉が噴きだすという珍しい温泉だ!!
裏庭に間欠泉が噴き出す?
間欠泉と言えば一定周期で、蒸気や熱湯が噴き出る自然現象だ。大きな温泉地や火山地帯では間欠泉を見ることができる。
しかし、ここは小さな温泉がポツンとあるような山の中だ、、そんなとこに間欠泉?
その温泉があるのはこのあたりだ。島根県の南部の山奥にある。
住所では島根県鹿足郡吉賀町柿木村木部谷だ。
大きな温泉地はなく、ここもポツンと一軒の温泉宿、松乃湯があるだけだ。
松乃湯
歴史は古いが、正確な時期は定かではないと言う。
その昔、林の中に鉄色の湯が湧き出ているのを発見されたのが始まりだ。
そしてこの温泉の裏庭に間欠泉が噴き出る??
まずは行ってみよう。
すでに水路がものすごい色だ。これは温泉の泉質も良いだろう。
この色は鉄の成分か?
オレンジ色!ここまで濃い色はすごいぞ!!
そしてこちらが間欠泉!確かに小さいが、噴水のように源泉が吹き出している。
20分〜30分に1回、2m程度の高さまで噴き出すと言う。
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すごい!!
こんな山奥で間欠泉がみれるなんて感動だ。
しかしこの源泉の温度は19度、間欠泉が出るには低すぎる気もする。
湯気も出ていない、、
多くの間欠泉は地中のマグマなどによる温度の上昇で起こるが、この間欠泉は炭酸ガスによって起こるそうだ。
そして現在の松乃湯ができた。
温泉にも入る
さて間欠泉だけでなく、温泉にも入ろう。間欠泉の色からみても良い温泉であることがわかる。
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭化水素塩泉
さあ入ろう!
お客さんは少ないようだ!
大きくはないが貸切状態だ!
お湯も素晴らしい!地名のように柿色だ。
金属の匂いと少ししょっぱい。
しかしぬるい!!
そう言えば入る前におばさんが「暖かくして入ってね、中に入ればわかるからー」
みたいな事を言っていた。
これか?
なんと自分でバルブを回し蒸気を出して温めるのだ。。
源泉も自分で出す。19度くらいなので冷たい。
源泉と蒸気を自分で出して調節して入るのだ。
セルフな温泉だ。
しかしそれも味があっていい。
良い温泉と珍しい間欠泉がみれた面白い温泉だった。
またここは湯治湯としも人気で、泊まることもできるようだ。
ぜひ今度はゆっくり泊まってみたいものだ。