それが火山が作った地層が丸見えになっているスポット、地層大切断面だ。
地球のバームクーヘン?地層大切断面
場所はこのあたり、大島一周道路を南に向かう途中の道路沿いに現れる。
地層が積み重なった断面が道路沿いに続いている。
スパッと綺麗に切れているのだ。
その姿からバームクーヘンのようだと言われている。
高さ30m、長さは800m以上にわ渡り、地層を見ることができる。
地球が作ったバームクーヘンだ。
間近で見ると一つ一つの層も大きく、質感も感じことができる。
この切断面もやはり火山に由来するものなのだろうか?
大噴火の歴史を伝える
この地層が丸見えのスポット、ただ珍しいだけではない。過去に繰り返してきた大噴火の歴史でもあるのだ。
この積み重なった地層の層は100層ほどあり、150年に一度の割合で起こる大噴火の堆積物(スコリア・火山灰主体の降下堆積物)でできているのだ。
いつの時代にどのくらいの規模の噴火が起きたのか?がわかるのだ。
またこの地形は元から露出していたわけではなく、1953年の道路工事の際に偶然発見されたものだ。
ちなみに地層のそばに重機があるが、これらの重機は切断面が植物で隠れるの防いでいるのだ。
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この景色を維持するのはこんな隠れた努力もあったのだ。